
ヨーロッパなどの欧米諸国には肩こりという言葉がないらしいです。
つまり、デスクに何時間張り付いていていても肩がこることがないということなんですが、
そもそも、人間は肩がこるといった症状は意識をしないかぎりおきないんです。
肩こりという言葉や、症状を日本人が意識し、感じているだけなんですね。
人間は知り得ないことは、感じることはできません。
幽霊を知らない人に心霊写真を見せても怖くない、あるいは気づかないのと一緒です。
人間は想像を膨らませ、自己に重荷を背負わせることが好きな生き物なんでしょうか?
アラスカ先住民族の少し面白い話があります。(出典が不明なので真偽は定かではないです。)
もともと、アラスカの先住民族はそれほど厚着で生活をしていたわけではありませんでした。
当時は薄着で雪の中を平気で生活していました。
しかし、ある時アメリカの学者がアラスカ先住民族に凍傷という言葉を意味付きで説明するとアラスカの人々は凍傷にかかり始めたそうです。
このように人は、知識を照らし合わせ体にダメージをあたえることができる数少ない生き物です。
キリスト教では聖痕といわれる、体に傷が浮かぶ現象も深い信仰の力なのかもしれません。
人間の想像力は時には、身体レベルにまで影響するでしょうね。