僕が探究心にあふれた青年だとしたら
関係者以外立ち入り禁止の札も無視してでも
このベンチ? に座っていたでしょう。
なめるように見たでしょう。
しかし僕はそんな精神は持ち合わせていません。
外からそっと写真を撮りました。
ところで、ロビーとはどのような空間なのでしょうか?
パブリック? プライベート?
さまざまな人が訪れる銀行や病院であれば公共性がその空間に芽生えると思います。
しかし、今回のように訪れる人を限定してみた場合は?
会社という単位で考えるとロビーは会社の空間で、外部の人間が使えないので私な空間になります。
つまりプライベートな空間であると
ここで、少し疑問が生まれました。
これだけ透明性の高い建築が看板一枚でここまで外部を遮断するというのは、設計した人にとってはどうなんだろうか?
苦渋をなめたんだろうか、開放感あふれる空間ができたから満足したんだろうか
設計した後の建築の使われ方は建築家は選べない、それが痛く実感できました。
ただひとつ言いたい。
そんなに外の人入れたくないならもっと閉鎖的にすればいいのに、
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